個人的な2020アイマス振り返り

今年もあと数時間で終わる。コロナ元年とも言える今年は、多くの人にとって悪い年であったのだろう。個人的には、自分にも家族にもコロナの影響は少なく、そこは幸運だったと感じる一年であった。まあ、それはいいとして、タイトル通りに個人的な視点で今年のアイマスを振り返る。

 

〇ミリオンライブ(ミリシタ)

まず嫌な話からしよう。正直なことを言うと、ミリオンライブ及びミリシタの今年の動きは、褒められたものではないと思う。

自分の担当である、島原エレナに関してはとても活躍できた年と言える。ミリシタの新カードも素晴らしいものだったし、グッズも多く出た。絶対的Perfomerも、エレナにピッタリの曲だと思う。

しかし、それ以外の、彼女を取り巻く環境はどうか。コロナの影響で7thライブが中止になる、リリイベができなくなる等は仕方ない。バグや不具合も仕方ないだろう。パチンコ化は…複雑な気持ちではあるが、まあそういうこともあろう。自分は打ちに行くつもりは全くないが。問題は、そのリカバーである。過去のライブの再放送や、5月の終わりに特別生配信をしたことは評価できる。7thライブの代替としてミリオンライブ全体で可能な限りのリカバーをしたと思う。しかし、それ以降の動きがあまりにも鈍重だと感じた。鈍重というか、デジシタとかいう悪く言えばMV垂れ流しの放送をしただけである。アイマス内でさえ、24時間生放送やMusicDawnの大きく打って出たリカバーがあったのに、だ。MTWシリーズがMTGシリーズに比べて個人的にピンとくる曲が少なかったのもあり、去年と比較するとモチベはかなり下がった年だった。

ただ、感謝祭も決まったことだし、来年のミリオンライブの動きに期待したい。

シャニマス

ノクチルの追加と、そこに所属する市川雛菜との出会い。これが今年のシャニマスだった。やっと担当をしてみたいな、と思う娘に出会えたのだ。とはいえ、市川雛菜というキャラクターを個人的にはまだ掴めてないので、担当をしてみたい、に留まっている。現在出ているコミュ(出てくるもの全部に目を通したわけではないが)を見る限り、「しあわせ」を原点をして、ゆるふわに生きる透先輩大好きウーマンといった感じだが、見えてくるのが「それしかない」のが逆に怖い。どんなキャラクターにだって表裏あるものだが、市川雛菜には現状、表しかないように感じる。”裏を覗いてやろうと裏側に戻ったら、何故かそちらも表側だった”みたいな。

コミュといえば、このブログにも記事を作るぐらいには樋口円香のコミュは衝撃的だった。アイマスで、あんな感情の発露をするキャラクターが出るとは、流石に思っていなかった。

無観客ライブであるMusicDawnも素晴らしかったと思う。無観客という慣れない状況で、最高のパフォーマンス、最善の演出をしてくれたように思う。配信でライブを見るという、コロナ禍の中で主流となっていく状況に道を開けた、まさに夜明けの名にふさわしいイベントであった。

来年のシャニマスには、おそらく市川雛菜の限定SSRのそれ付随するコミュでの研究、ソロ曲CDというこれ以上ないキャラクターの掘り下げ、そしてライブも既に決定しており、羽ばたきが失われることはないように思う。期待している。

モバマス

規模縮小が始まってから初めての一年となったが、予想通りに厳しい状況となった。前の記事でも触れたように、デレマス、そしてモバマスは特に今年のVAでボイスを得たアイドルに活路を見出しており、バックアップもかなり手厚く行った。そして彼女達はそれに応えて、順調にシンデレラへの階段を上っているように思う。

その一方で、自分の担当であるメアリー・コクランの新規カードをついぞ出なかった。故に振り返りもクソもないのだが、来年ももしかするとこの状況のままかもしれないと思うと、今から暗澹たる気持ちとなる。

とはいえ、一個人にできることなぞもうない。一応下手な絵をTwitterに上げ続けたが、それも自己満足でしかない。残されたのは祈りだけ。来年こそ、モバマスで幸ありますように、と。

デレステ

こちらでは新規カードがあった。今までにないメアリー・コクランを描いたカードであり、かなり満足いくものだった。同時に謎ピックアップガチャの"I am Lady"をテーマにしたガチャも開催され、そこに選ばれたことはとても嬉しかった。それが6月の半ばのことで、それから半年、それだけを胸の灯りにして、メアリー・コクランに関わってきた。ボイスなしアイドルにもSSR二周目が来ているが、個人的にはメアリーのそれには期待しないでいる。SSRが一枚あるだけでも御の字なのだ。サプボされる位置にもいないだろうし、年一回出番があればいいな、とここでもまた、祈るだけなのである。

〇まとめ

振り返るとハッキリすることだが、妙に乾いてしまったアイマスの一年であった。以前に大晦日に心が折れた記事を書いた時のような感情の機微が少なかった。それは悟りなのか、諦めなのか。まあ、どちらでもいいことだ。自分には見届けたい担当がいる。それだけなのだから。

来年は、担当にとって良い年になりますように。

特に、厳しい状況にいるメアリー・コクランというキャラクターに幸ある年になりますように。

Livin' on a prayer.