おませなリトルガール:メアリー・コクランについて

2017年11月22日。この日のデレステのガチャ更新により、ついにメアリー・コクランに新カードが追加された。

 

約670日。それが待った期間である。

 

長かった。本当に、長かった。

さて、追加されたSRは[おませなリトルガール]。モバマスにおいての、メアリーの初めてのSRであり、彼女がどういうアイドルかよく表している良いカードである。このカードを採用した運営さんには感謝の念を禁じ得ない。

そして、同時にメモリアル4も追加された。ついに、デレステで彼女の初仕事が描かれたのである。それも素晴らしいものであった。詳しくは後述する。

まずは、[おませなリトルガール]について語らせてほしい。

①[おませなリトルガール]のいうタイトル

自分はこのタイトルがとても気に入っている。彼女の紹介する文章を考える時は、まずこのワードを念頭に置いているし、文中にも表現を変えて多用している。それぐらいに端的に彼女という人物を表す言葉なのだ。ここで注目して欲しいのは”リトル”という単語。メアリーぐらいの年齢の女性なら、ガールだけでもよいのに、リトルをつけている。

英単語littleには「小さい」そして「かわいらしい」という意味がある。我々プロデューサーから見れば背伸びして自分を大きく見せたい彼女も、おませで、小さい。しかし同時にとても可愛らしいのだ。”リトルガール”にはそういう想いが込められていると、自分は思っている。

②特訓前

 

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このイラストから注目して欲しいのは、ぬいぐるみのような”年齢相応の”買い物は後ろに、そして我々に見せているのは、”オトナっぽい”衣装だということ。

そしてそれは、我々、「ダーリン」のために買ったものである。

ヒールはサイズが大き過ぎたのかオトナになってから履くというセリフがモバマスの方で見受けられる。彼女は、せっかく来たイギリスの地で、ダーリンと買い物することを選び、そして自分のためではなく、ダーリンのための買い物をしたのだ。

しかし、似合ってる?とかオトナのレディだったら嬉しい?というセリフもあるところを見ると、自信満々にプロデューサーにアタックする彼女も、一抹の不安はあるようだ。そんなところも愛おしい。

”キュートなのもステキだし、セクシーなのも捨てがたいわネ

デレステで追加されたセリフである。まさに彼女の気持ち・・・

キュートな自分が魅力的なのを自覚しながら、それでも自分が目指したいセクシーさの間で揺れ動く。

を、表現しているといえる。

③特訓後

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 特訓後、イギリス国旗を振っている彼女であるが、デレステで「腕が痺れて、もう上がらなくらい」必死に頑張って振っていることが判明した。しかし、彼女はそれを顔には出さない。

彼女は、ダーリンからもらった”ハッピー”をファンに届けたい、その一心で旗を振る。そんな自分がつらさを出してはいけない。自分がしてもらって嬉しかったこと、その気持ちをファンにも共有して欲しい、伝えたい。そのために頑張れる彼女は、まさに”アイドル”なのだ。

モバマスの親愛度MAXのセリフで彼女はトップアイドルをプロデューサーと目指すことを改めて決意する。

そして、デレステの親愛度MAXのセリフでは、自分がスゴいスターになることを”誓う”、そして”信じて見てて”と言う。

目指すのではなく、誓う。彼女はより、こちらを見つめながら決意するのだ、トップアイドルになることを。腕が痺れるまで旗を振り、息を切らしている彼女にこう言われたら、こちらも腹をくくるしかあるまい。そうでなければ、我々は何のための存在か。

そう、旗を振るのだ。彼女は、ファンに対してだけではなく、我々プロデューサーにも、旗を振ったのだ。

降参の旗を振るのではない。奮起の旗だ。我々を導く旗だ。続け、進め、追いつけ。彼女の、担当であるならば。

④メモリアル4について

デレステの初仕事は食レポだった。メアリーはそのおませぶりが注目されやすいが、趣味の欄にはグルメツアーをはっきり書いてある。それを拾った素晴らしい設定だ。

メアリーは日本語を間違えながらも、そしてそれを笑われながらも真剣にこなす。期待されているのは、そういう”可愛い”ところだとはいえ、それは見ていて心苦しい光景。メアリーは休憩中に不満を漏らす。そんな彼女に言ったのは、

いつものメアリーらしく

だった。スターらしく振舞わなくてよいことに疑問を覚えるが、休憩後、メアリーは自然体でお汁粉の食レポをこなす。見たことない黒い液体。しかし、メアリーは

スターになるために、どんなことでもチャレンジすると果敢に食レポに挑む。

そんな少女の勇気と共に、流れる「お願いシンデレラ」のイントロ。

泣いた。冗談抜きで、泣いた。

ちなみにお汁粉なのは、ぷちデレラで小豆が好きだと言っていったので、その回収である。

そう、彼女がスターらしく振舞うことでスターになるのではなく、彼女が彼女であるだけで、既にスターなのだ。彼女は既にシンデレラで、プロデューサーは舞踏会の会場に連れてきただけ。あとは彼女が彼女らしく踊ってくれれば、それで問題はないのだ・・・

メアリーはいつもの自分らしくを、「今のアタシでもソー・セクシーってことネ!」と解釈したようだ。まあ、半分正解といえば正解なんだが・・・もう半分を指摘するのは野暮だし、彼女はそのうち気付くことができるだろう、と自分は信じている。

 

とまあ。メモリアル4、最高でした。是非皆にも読んでもらいたいメモリアルです。自自信をもってオススメできます。

⑤最後に

そんなメアリー・コクランのSRがピックアップしてるので、是非引いていただいて、彼女の可愛さ、デレステのモデルのすばらしさに気付いていただきたい。

この記事が、そのきっかけとなれば、それに勝る幸いはありません。